チャンネルの収益化
2年前に知り合ったYouTuberさんが条件をクリアして収益化まで持っていったプロセスを側で見ていて、ふっと興味が沸きました。娘のチャンネルのこともありますが、実際は、この時沸いた興味から始まっています。
その時、収益化後のことをそのYouTuberさんと同時に調べ、語り合ったこともあって、YouTubeの収益化がとても大変なことも分かりましたが、同時に、他の方法も目にすることが増え、これなら私でも出来るかもしれないと思ったのが、ブログとTwitchでした。
ブログは、
・まず100記事以上書いてUPする
・出来るだけ毎日更新する
・独自ドメインを取得する
・サイト内に”お問い合わせ”のリンクを配置する
・サイト内に”プライバシーポリシー”を固定ページで配置する
などアフィリエイト化しやすくなる条件を見てその通りやってみました。
半年記事を書き続け、独自ドメイン取得後、申請して1ヶ月で一発クリアでした。
この時にお金関係の手続きの知識も得ます。
ブログの収益に関する母体は、Googleです。
Googleアドセンスの申請登録では、本名とマイナンバーが必要になります。
これは、YouTubeも同じ母体なので、YouTubeを収益化する時と同じ様な手続きと思われます。
本題… 動画や配信等での収益化
娘のゆかちゃのサポートをする上でも、こちらの知識と経験を得たいのですが、配信スキルが全くなかった私は、ゆかちゃのアシスタントをする上でも必要だったライブ配信スキルを上げるために、1年間毎日ライブ配信をしてみることにしました。
ミラティブで下積み
たまたまアカウントを持っていた”ミラティブ”というアプリですが、ラジオ体操のスタンプカードのように、続けることを評価してくれるアプリで、1年間毎日15分配信を続けると『極』という称号がもらえるので、配信者側も目標が立てやすく、応援する側もわかりやすい仕組みになっていました。
また、見た目も”エモモ”という可愛らしいアバターを無料で使うことが出来るので、顔出しが不要で、スマホひとつで簡単にVtuberが始められるとあって、これを使うことにしました。
1日15分でコインという報酬をもらえ、配信を盛り上げるためのアイテムを得られる仕組みがあるので、配信スキルのない私には打って付けでした。
これを1年続けながら、”ライブ配信で喋る”ということの経験値を増やします。
収益化の条件
そして、ゆかちゃのサポートならば、本来、YouTubeで収益化を目指したいところなのですが…
YouTubeの収益化の条件は
・直近1年間で4000時間の動画再生
・フォロワー1000人以上
この高い壁を私がひとりで超えるのはスキル的にも時間的にも難しいことと、まだ中学生の娘に、YouTubeに特化して時間を使わせることがあまり望ましいと思えず、学習にしても絵画にしても学ぶ時間の方を優先して欲しかったこともあり、別の方法を検討しました。
そこで見つけたのがTwitchです。
Twitchの収益化の条件は
・直近30日間に平均視聴者3人以上で8時間以上かつ7日間以上配信する
・フォロワー50人以上
もし、ミラティブを1年続けられることが出来たら、Twitchも1年出来るだろうと計画し、やってみたいと思っているのならやってみなければと実行しました。
Twitch始動
YouTubeは、動画を見る場所
Twitchは、ライブを体感する場所
面白い動画を作ることは出来ないけど、毎日ライブ配信なら出来る。
必ず収益化したい!
この目標を諦めないようにするため、まず、難しい話が多めの”お金”の話を先に調べました。
そこで必要となったのが、
・個人事業主としての各種手続き
税務署への手続きや事務所住所の準備など
・PayPalビジネスアカウントの開設
TwitchではPayPalでの入出金が手数料一番安く済むので、あると便利
詳細なやり方については、ネットで調べると多数記事が出ているので、すぐに見つけられると思います。
また、税金に関しては新しい制度が出来ていて、帳簿等の管理方法が変わっているので、最新の情報を確認されると良いと思います。
▷開業届
まず個人事業主としての届出の際に一番悩むのは、”住所”だと思います。
私ひとりなら自宅を事務所でも良いのですが、家族がいる上に、まだ嫁入り前の娘もいる自宅の住所を公開するのはセキュリティー上問題がありますので、自宅の代わりに、バーチャルオフィスを契約することにしました。
バーチャルオフィスもピンキリで、会議室などの設備を提供している高級なものから、住所と郵便転送のみのシンプルなものまでいろいろあり、私が必要なのは、そのシンプルな方で十分だったので、関東圏で調べた中では月額が480円と激安だったバーチャルオフィスと契約をしました。
そして、屋号を決めて、税務署へ提出します。
これを行うメリットが一番大きいかったのは、BOOTH出店です。
グッズを販売するときに、屋号と住所が必要になるので、面倒でもやっておくと良いです。
▷PayPal開設
PayPalは個人アカウントでも利用できますが、ビジネスアカウントにすることで、個人名ではなく事業名を利用できるようになります。
私は、Twitchの活動ではストリーマー名を利用し、その名前でやり取りを行いたかったので、ビジネスアカウントを開設しました。
PayPalの機能として、PayPal Meというものがあり、開設するだけでスポンサーシップを始められるので、早く収入源を確保しておきたいストリーマーさんにはお勧めです。
開設にあたって、個人事業主として開業が済んでいれば、申請内容で特に困ることはないと思います。
※注意
これはやってみて、PayPalに電話をしなければいけなくなるような面倒な事態になったことがあったので特記しますが、2段階認証設定で、ジェネレーターとして最初Google認証システムを使用したところアカウントにアクセスできなくなりました。
復旧してもらう手続きには電話連絡が必要となり、とても面倒なことになったので、設定する際は、MicrosoftのAuthenticatorで設定することを推奨します。
携帯電話番号でも可能なので、どちらか都合の良い方で設定されると良いです。
事務所に所属すればこの辺の内容を代行してくれるのだと思うのですが、そこまで活動を本格化する予定はまだないため、自分で出来る範囲で活動するための最低限の手続きを行なった感じです。
Twitchの収益に関しての母体は、Amazonです。
Twitchアフィリエイトの申請登録でも、本名とマイナンバーが必要です。
提出内容もGoogleアドセンスと同じ様な内容でした。
さて、面倒な内容の後は、楽しそうなことをということで、配信画面やモーションなど、配信を盛り上げるための設定について調べました。
最新系統図
まずは、私の配信環境です!
このような接続でいつもTwitchのライブ配信を行なっています。
やりたいことが増えたのにマシンが10年以上前のものだったりするので、PC1台で処理できるタスクに限界があり、なんとPC3台を駆使した上に、実際に映像を配信しているのは、BlackmagicのATEMminiというなんとも複雑で贅沢な仕様になっています。
ATEM他SSDなどの小物品は、チーフからの支給品を使用させてもらっており、そういったサポートがあってこその配信になっています。
Join!参加する時代
ライブ配信といえば、Twitchだとサブスクやチアーやチャンネルポイント報酬などのリクエストなどがあった時の、各チャンネルが設定している個性的なモーションが楽しいですよね。
Web3.0時代の特徴でもある、ただ見るではなく、そこに自分も参加する。
そんな時代になるからこそ、視聴者が行なった行為に対して、レスポンスがあることの価値は、とても大きいと感じますが、それをTwitchでは簡単に設定していくことが出来ます。
・コメントを送った
・チャンネルをフォローした
・サブスクした
・ビッツを投げた
・ポイント報酬をリクエストした
・グッズを購入した
・ホストされた
・ライドされた
そのことを瞬時にライブ配信画面に反映でき、応援しているストリーマーからのリアクションをすぐに受け取れる可能性がある。動画でなくライブを見たい視聴者の価値観として、クオリティーの高い配信内容の次に、この部分は大きいのではないかと思います。
私がこのモーションを設定するために使用したのが、
Streamlabs Desktop
Twitchアカウントとリンクするだけで、フォロワーやサブスク・チアーやチャット内容に至るまで、簡単に共有でき、またそれをオーバーレイとして配信画面に反映できます。
他にもStreamElementsやOBSなどの無料配信ツールもあるので、自分の環境に合わせて選択すると良いと思います。
私の場合、ATEMが配信自体を担ってくれているので、Streamlabs Desktopには、単純にオーバーレイ映像の出力をしてもらうという使い方です。
ゲーム映像の上に、タイマーや同時接続者数、チャット内容やドネーション・チアーなどのサポーター情報を表示し、サポートが行われるたびに映像中央で、サポーターの名前入りでモーションが動きます。
私を応援してくれる 私の自慢のサポーターたち
中央でそのモーションが動くことは、私にとっても誇らしく本当に嬉しいです。
そして何と言ってもモチベーションが上がります!
もっと楽しい配信にしたい。みんなに喜んでもらいたい。
ライブの良いところは、それをその場で双方向で感じられるところかなと思います。
オーバーレイ
私が今使っているオーバーレイは、Nerd or Dieが提供しているオーバーレイをカスタマイズしたものです。
Predator – Stream Package
こちらの Complete Pack を購入することで、After Effects project files を手にすることが出来るので、After Effectsを使ってイメージカラーや日本語を入力するためにフォント変更をしたりとカスタマイズしています。
(日本語対応フォントへの変更に関しては、実際にはOBS上でも可能です。)
販売サイトには、カスタマイズするための説明用のムービーが用意されているので、その動画を見ると色の変更・フォントの変更くらいなら出来る感じです。
After Effectsは、7日間無料で使用できるお試し期間があり、その期間特に機能制限なく使用できたので、その期間内に、全てのカスタマイズを行いました。
なので今は変更を加えられません笑
後悔しない様に隅々までチェックしたつもりなので、たぶん大丈夫なはず…です。
この時初めてAfter Effectsを使ってみましたが、おもしろいアプリケーションでした。
コマンドで色設定しておくことで、色の変更は1箇所変更すると全てのパーツが同時変更可能といった作り込みができるようで、提供されたファイルもそのような構造になっていたため、テーマカラーの変更は簡単でした。
わからないところは全てネットで調べながらでしたが、ほとんどがネット上に情報があったので、なんとか形にすることが出来ています。
予定では、年末ごろに収益化できたら良いなというスケジュールだったので、まだまだいろんなことが、追いついていません。モーションもオーバーレイも、ゲームによって変えたり出来るようなスキルを早く身につけて、更新していけたらいいなと思っています。
どこまでパワーアップ出来るか…暖かい目で見守ってください(^▽^;)
これから…
たまたま、改名とTwitchチャンネルの収益化のタイミングが同じになってしまって、収益化後の初ライブはいろいろ不安がありましたが、その後もフォロワーさんも増えくれて、ライブのたびにゲーム参加者もいてくれて、さらに、サブスクやチアーなどの応援ももらえたので、感謝でいっぱいです!このまましっかり頑張ろうと思います。
応援してくださる方がいる限り、続けたい!
まだ得ていない知識やスキルがあると思うので、しっかりアンテナを張って、これからもいろんな形で”発信”していけたらいいなと思います。
♪(´ᵕ`๑)۶⁾⁾